神在月(かみありづき)に島根県の出雲大社へ行って来ました。

スポリート編集長です。


まったく走りに関係ありませんが、私用で島根県に行って来ました。


奥さんの妹がワタシの友人と結婚する!という非常に嬉しい出来事あり、その式を出雲大社で行うというまたとない機会に恵まれました。


出雲といえば縁結びで有名なのですが、今月の出雲はさらに特別。
旧暦10月は神無月(かんなずき)と言いますが、神様たちは出雲大社に集まるので出雲では神在月(かみありづき)と言うそうです。もう名前からして縁起が良い!

旦那さんが島根出身ということで実現した出雲大社での結婚式。
前日雨が降りましたが当日は見事な晴天!新婦関係者はみんな出雲は初めてということでテンションが上がっておりました。出雲大社は「二礼四拍手一礼」ということです。島根の方に「あ・り・が・と」と四回やるんだよ、と教えてもらいました。
そうそう、島根の方言で「だんだん(ありがとう)」というのも日常会話で聞いてテンション上がったりしました(笑)


神楽殿
行事によく使われる拝殿より西にある建物。注連縄(しめなわ)が一番大きいそうで、長さ約13メートル、重さ約4.5トンだそう。ここで集合写真などを撮りました。


松の参道
素晴らしい景観。出雲大社は自然が一番の芸術かもしれません。細かな手入れで整った見事な松。


浄の池
とても澄んだ水で亀や鯉が沢山住んでいました。


参道入口の鳥居を逆から。
結婚式のため観光客もすくない朝一番だったのでまた違った厳かな雰囲気です。


今回、結婚式&家族連れだったので撮った写真が人ばかり。ブログにUPできる写真が少ないのが残念ですが、非常に良い式でした!


あとは島根観光を堪能。

松江城
天守が国宝で、城跡は国定の史跡という観光地。
完成は1611年とされていたのですが築城年が書かれた祈祷札が行方不明になり、懸賞金500万円をかけて探した結果、2012年に松江城からすぐ南の松江神社で発見!
そうして無事に国宝へと指定されたそうです。
今は大手門の復元をするための資料を同じく懸賞金500万円かけて探しているそうです。


南櫓(みなみやぐら)と中櫓(なかやぐら)
櫓は城郭(じょうかく)とも。桜の季節は日本さくら名所100選にも選ばれているそうです。


城と堀が現存している珍しい環境だからか船で城下町を回る「堀川めぐり」ガイドも人気で、冬は船中でコタツ(!)に入って回るのがウリだそう。30~50分かかるというので時間がなくて諦めました。


島根県庁前の岸清一先生像
近代スポーツの父といわれ、日本体育協会を始め日本スポーツ界の発展へ貢献。国際オリンピック委員会(IOC)の委員を努め東京オリンピックも実現させた方です。


城下町にはこんな看板もありました。


小泉八雲ことラフカディオ・ハーン


稲佐の浜
国譲り、国引き神話ででる浜。弁天島が間近で見れます。ちょうど神在月では八百万の神々をお迎えするという行事もやってましたがタイミング的に見れませんでした。残念。


熊野大社の拝殿
雨上がり午後で人気もなく澄んだ空気が厳かな雰囲気でした。


君が代にでてくるさざれ石


島根県へ来ると地名や建物などなど、様々な場所で神話などに触れることができます。本で見てきた内容を実際間近に感じるのはとても面白い。紀行や神話などの興味があれば非常に楽しめるはず。今回は子供の世話など終始バタバタしていて時間にも制限あったので駆け足でした。また観光で訪れてみたいと思います。


後は「朝ラン」が出来なかったのが唯一の心残り。「出雲くにびきマラソン」というのがあるのでエントリーしてまた行きたいなぁ。。。