誰も知りたがらないランニング私物の買い物【PUMA NETFIT】

スポリート編集長です。


先日プーマの方とお話をしていて、前々から気になっていたNETFIT(ネットフィット)を見せてもらいました。実は当初から展示などで見知ってましたがさらっと流してました(すいません!)。じっくりと話を聞いてるうちにコレ凄くない?と改めて感心。ちょうど自分の練習用途にも合うし、デザインもカッコよいし。欲しくなってつい買ってしまった!(もちろん自費です)


実際に買おうとしてからかなり探しました。なかなか店頭で出会えなくて結局ネットで購入。すごく良い商品なのでもっと店頭で扱ってくれればなぁ。当メディアでも企画立ててみたいな~なんて思ったりします。ひとまず商品が届いたので使って汚れる前にサクッとご紹介。

靴紐の役割

そもそもですが「靴」というのは足の上部(アッパー)を紐(シューレース)で調整することでフィッティングしています。このアッパー部分はランニングシューズですとNIKEから始まったニット系の素材も最近増えました。非常に足入れ具合の良い靴が増えてますよね。素材の進化といえます。NETFITもニット系アッパーです。

NETFITの特徴

NETFITは、このアッパー部の「どこでも」靴紐が通せます。よって、足の甲だけでなく様々な部位を調整できます。例えば足首の動き(プロネーション)の具合を調整したり、踵のヒールカウンターの強さを調整したり、足幅に対しての狭い・広いを調整したり。。。


紐を通した箇所は、紐によって固定される。そのため荷重を支えるチカラが変えられるのですね。これがフィッティングに繋がります。ランニングシューズは踵部のフィッティングが重要とされてますが、今までは靴を変えるしか基本フィッティング手段はありませんでした。(限度はあるにしても)そういった個別箇所が調整ができるなんて凄い機能です。従来の靴に比べて、個人に合わせてカスタムできる要素が強い。NETFIT素晴らしい発想ですね!(褒めちぎり)


PUMA SPEED IGNITE NETFIT  [189937]

アッパー部分はすぽっと履くニット素材がベース。靴下を履いている感覚で足入れが抜群によいです。ソールは吸収&反発素材のIGNITEを使用。着地の衝撃を吸収して反発に変える今流行り?の吸収反発性素材です。こういった先端テクノロジーもしっかりと確立。ソール形状は従来モデル「SPEED500」を踏襲しているそうでドロップも6mmと練習用にちょうどよい感じ。そしてデザインが良い。ココ重要。

靴箱に紐の通し方が基本5つ記載。紐通し方法は自由自在。自在すぎて困っちゃう?基本以外は、正直どう結んだらよいか分からない人が多そうです。これは課題でしょうかね。

別紙でも結び方入ってました。自分ならスタンダードかヒールサポートかな。

靴紐は他にも一つ付属。150cm紐でした。組合せて使ってもOK。汎用品の紐でもOK。自由度高すぎ。

踵の部分に硬い素材でサポートが入っているように見えます。でも実はつなぎの箇所はゴムで伸びます。プロテクション目的よりフィッティング目的なんですね。もちろん紐を通して固定を強めても良いそうです。

インソールにきちんと機能を記載してくれる親切仕様。実は細かい所がすごく丁寧なPUMA。


以上プーマ褒めちぎりでしたが、NETFITは長年ランニングシューズ見てきて久しぶりに良くできた発想だな~と感心したシューズでした。


あとはプーマのランニングシューズがもっと店頭で見つけやすければ。。。ちなみに2018年の春夏モデルはこれから順次発売だそうです。NETFIT良い靴ですよ!ご参考まで。