Maurten(モルテン)補給も給水もコレ一本でなんか凄そうなサプリメント

Maurten

スポリート編集長です。


【2017年世界6大マラソン大会+α】
ニューヨークシティマラソン2017 優勝・ケニア ジェフリー・カムウォロル選手
シカゴマラソン2017 優勝・アメリカ ゲーレン・ラップ選手
ベルリンマラソン2017 優勝・ケニア エリウド・キプチョゲ選手
ロンドンマラソン2017 優勝・ケニア ダニエル・ワンジル選手
ボストンマラソン2017 優勝・ケニア ジョフリー・キルイ選手
東京マラソン2017 優勝・ケニア ウィルソン・キプサング選手
世界陸上2017 優勝・男子:ケニア ジョフリー
世界陸上2017 優勝・キルイ選手、女子:バーレーン ローズ・チェリモ選手
nike breaking2 (国際陸連非公認)世界新記録・ケニア エリウド・キプチョゲ選手
これら世界トップランナー達はMaurten(モルテン)というスポーツドリンクを飲んでいたそうです。


という前置き。


先日の東京マラソンEXPOで日本初出展され、感度の高いランナーの間ではちらほらと話題になっているらしいモルテン。世界中のトップアスリートが使っているこのサプリメントのお話を聞く機会がありました。(ボールの会社ではない方です。)


改めて色々と説明を受けたのですが理解するとスゴイ商品!原理は言われてみれば~という感じでしたが新しい発想ってそんなものですよね。感心したのでちょっとブログネタに書いてみます。(画像のパンフレットに折り目付いちゃいました。汚くてすいません。)


【追記】2018年12月よりスポリートでも販売を開始しました。

モルテンの特徴

簡単に説明すると「炭水化物」が(一般のスポーツドリンクの)3倍も含まれていて、胃に優しく吸収もとても良い!という事らしいです。


炭水化物が多いということはエネルギーが多いということなので、別途何か食べてカロリーを摂取する必要がない。よって、このモルテンを飲むだけでマラソンなどの長時間スポーツの補給が(ドリンクなので給水も)出来てしまうという話。しかも成分はシンプルでオーガニックでナチュラル(さすがスウェーデンのメーカーっぽいですねぇ)。

モルテンだけにできた高濃度の炭水化物量

炭水化物量が多いから優位という話なら、今までのスポーツドリンクは何故に量を増やさなかったのか?と思いますよね。


量を増やすと高濃度になりますが、人間のカラダというものは濃度の高い炭水化物を運動中の胃でうまく吸収できない問題があるそうです。これは昔からずっと言われていて、それゆえに一般のスポーツドリンクは炭水化物量が約5%くらいに設定されているという話でした。


当然モルテンでも条件は同じですが、モルテンの場合は飲むと胃酸のpH値により液体が即時に「ゲル化」して、胃と腸で効率的に吸収をしていくそうです(薬のカプセルのイメージに近いかな?)。このゲル化(ヒドロゲル)というのがポイントで、モルテンではこの技術により炭水化物量が14%と通常の約3倍!含むことができたという理屈。

モルテンの正しい飲み方

そこまで説明されて「なるほど」と納得。トップアスリートで飲む方が増えているのも分かるというものです。モルテン側では「正しい飲み方」なども研究しているようで、例えばマラソンシーンでトップランナーなどは、前日に1本飲んでカーボローディングして、当日は1本、アフターで1本、などという風に飲んでいるそうです。


溶かすのは「500mlに1袋」が最適とのことで、これは商品「DRINK MIX160」でも「DRINK MIX320」でも同じ500mlに溶かすのだそうです。カロリーで考えると160で320と同容量の炭水化物にするには1000mlの給水になる。用途に合わせて調整できますね。


色々と考えて飲む方ランナーも多いでしょうからこういった情報の蓄積が大事になりそうです。これは是非スポリートアンバサダーにモニターをしてもらわねば。。。
自分だと適当に飲んでしまいそうです。あ、そもそも速くないので1本じゃ足りない。他にも摂取しないといけなさそうですが、モルテンで少し荷物も効率化できるのかな?


とにかく(成分以外で)新しいタイプのサプリメントが出てきたのは喜ばしいことです。サプリの新風がランナーの選択肢を広げてくれると期待しています!